猫にドライフードとウェットフードを一緒に与える【深掘り編】

ピュリナワンウェットフード食べる猫なつお猫のフード
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こんにちは、猫大好き会社員です。
さて皆さんのお宅では、愛猫にドライフードとウェットフードのどちらを与えていますか?

先日ドライフードとウェットフードのメリット・デメリットについてブログに書き込んでいると、あることに気づきました。それはドライとウェットを一緒に与えると、お互いのデメリットを補い合えるということです。

デメリットが消せるのだったら、一緒に与えたほうがいいかも!と思っちゃいますよね。

ということで今回は、「ドライフードとウェットフードを一緒に与える」ことについて、深掘りしてみました。

ドライフードとウェットフードを一緒に食べるメリット

まず始めにそれぞれの特徴をメリット・デメリットで簡単に確認していきます。

ー メリット ー

ドライフード
総合栄養食が多い
歯の健康ケア(歯垢・歯石が付きにくい)
開封後の長期保存ができる
1食当たりのコストが安い

ウェットフード
水分補給ができる
食いつきがいい
種類が豊富
消化吸収しやすい
子猫からシニア猫まで食べれる

ー デメリット ー

ドライフード
水分量が少ない
猫の食いつきが悪いときがある
子猫やシニア猫に与える場合ひと手間いる

ウェットフード
噛む力が弱くなる
ドライフードを食べなくなる
開封後の賞味期限が短い
コストがかかる

 

ご覧のとおり、デメリットとメリットが重なるところがありませんか? 一緒に食べたらメリットばかりになって、それぞれの良いところを取り入れることができますよね。

 

 

特に水分摂取は猫にとって大きなメリットです。
ドライフードだけでは便秘になる猫もいますからね。

ではここで少し、『猫と水』について触れてみたいと思います。

猫と水

猫の健康を維持するためには、一日コップ1杯程度の水分が必要とされています。

ドライフードを食べると、たくさんの水分を飲む必要があります。お水を飲むのが苦手な猫にとっては、辛いことかもしれません。

特に高齢猫は喉の渇きに鈍くなり、腎機能低下による病気のリスクも上がります。病気にならないためにも、しっかりとした水分ケアをする必要があります。

 

水分不足による猫の病気

どうして猫にとって『水分』が大事なのか・・・猫の特性と病気のリスクについてご紹介します。

猫は体内の水分を効率よく利用するために、尿を濃縮して排出しています。(猫の尿の臭いが強いのはこのせいです)

 

猫はこの特性のため、以下のリスクを持っています。

✔ 尿路結石ができやすい
✔ 泌尿器系の病気にかかりやすい
✔ 腎臓に負担がかかる

 

猫がかかりやすい病気や死亡原因のひとつに、泌尿器系の病気があります。これらのリスクを減らすためにも、日々の水分摂取量が大事になります。

 

猫にお水を飲んでもらうには

ポイント
✔ 新鮮できれいな水
✔ 常温ぐらいの水
✔ 水入れ器
✔ 置き場所

 

猫たちの好みもあるので、いろいろ試してお水が飲める環境を作ってあげたいですね。

できれば猫が飲んでるところや、飲んだ量をチェックしておきたいところですが、これがなかなか難しいです。わが家みたいな多頭飼いでは、誰がどれだけ飲んだのかが分かりにくいです。

ウェットフードで水分摂取

そこでわが家が取り組んだのが、ウェットフードを食べさせることでした。水分が足りなかった猫もウェットフードだったら、水分摂取できます。それに水分摂取量も分かりますしね。

 

【例】
1袋(70g)のウェットフード
水分量が約80%なので、量にすると 56ml
4kgの猫だとしたら、
1日の必要水分量が約150mlなので、約1/3を摂取したことになります。

 

わが家もドライフードで便秘がちだった愛猫が、ウェットフードを一緒に食べることにより、便秘を解消することができました。

 

ピュリナワンウェットフードを食べる黒猫びび

便秘を解消した、わが家の黒猫びびちゃん。

 

ドライフードとウェットフードの与え方

ポイント
ドライフードの1日の必要なエネルギー量からウェットフード分を減らす

【例】1日2~3回フードを与える場合
①朝か晩だけにウェットフードを与える
②朝と晩に2回分けてウェットフードを与える
③ドライとウェットフードを混ぜて与える

 

気をつけたいのが、

ウェットフードは総合栄養食を与えること
『1日の必要エネルギー量』を守ること

いろいろ試してみて、愛猫の好みに合う与え方を見つけてあげてくださいね。

 

「ピュリナワン」ミックスフィーディング

ここでひとつご紹介したいのが、ネスレが提案している『ミックスフィーディング』です。

ミックスフィーディングというのは、ドライとウェットを一緒に与えることを言います。

ピュリナワン公式サイトでも、ミックスフィーディングが猫の健康に良いということが紹介されています。ぜひ一度ご覧なってみてください。

 

ピュリナワンでは4種類のウェットフードにあわせて、機能を重視したフードの組み合わせを紹介しています。参考にしてみてみてはいかがでしょうか。

4つの目的
● 避妊・去勢した猫に
● 室内飼いの猫に
● 尿路の健康維持に
● 7歳以上のシニア猫に

 

猫の健康を考えたドライ・ウェットそれぞれのフードを使って、パーフェクトな組み合わせになっています。わが家もそろそ「7歳以上のシニア猫」を取り入れようかなと思っております。

猫2匹はるお君とびびちゃん

 

まとめ

ドライフードを一部ウェットフードに置き換えるだけで、水分が自然と摂取できてしまうのですから簡単でいいですよね。

もちろんウェットだけでは一日の必要水分量をカバーすることはできません。でも愛猫の水分摂取の手助けになりますし、水を飲むのが苦手な猫にとっては大きなメリットになりますよね。

明日にでもすぐできることなので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょうか。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

 

 

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