猫の災害対策していますか?

ハーネス装着の練習をする猫なつお猫を飼う
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こんにちは、猫大好き会社員です。暑い日が続いたと思ったら雨、やっぱり梅雨なんだなと少し気分が沈んでしまいます。そして、大雨にならなければいいな・・・と思います。

いつもこの時期に考えてしまうのが水害のこと。いつ集中豪雨による被害にあうか分かりません。

もし災害にあった時、猫の非難はどうします?
みなさんのお宅では、猫の災害対策していますか?

猫と自然災害

実は3年前に、わが家が住む地域で大雨による災害がありました。そのとき初めて『非難指示』というものを体験をしました。とは言っても、わが家は避難できなかったのですが・・・

そのときの事、そしてそのとき学んだ事、猫のためにしておく事を少々書いてみたいと思います。

災害は突然にやってくる

3年前の7月、大雨警報が出た翌日のことでした。この日は朝から記録的な雨が続き、早めの避難指示も出ていました。しかし、仕事が休めず出勤する羽目に。「大丈夫かな」と心配しながら仕事を終え、帰宅すると周りのお宅の半数がすでに避難していました。

わが家も避難しないといけない?
猫たちを連れてどこに避難する?
何を持って非難する?

こんな感じで、どうしたらいいか分からず、
避難所に行く道路はすでに冠水、どこへ避難したらいいか分からない、結局わが家は自宅から動けなくなっていました。まず最初の時点で、危機感が足りませんでした。

向かいあう猫たち

携帯の警告アラームが響く不安な中、猫たちと過ごしました。電気・水などのライフラインは問題なかったので良かったのですが、携帯のアラーム音と豪雨の音、サイレンや人の飛び交う声など、猫たちには怖い思いをさせてしまいました。

川の水位は上がり続け、このままいけば氾濫してしまう、これはヤバいと思っても、どうすることもできません。家族や友人からは「早く非難を!」と連絡がきますが、時すでに遅し・・・結局何もできませんでした。

2時ごろにやっと川の水位の上昇がおさまり、少しづつ下がり始めました。「これで大丈夫かな」と少しほっとしましたが、雨はまだ降り続けていました。その後、明け方くらいにやっと雨が弱まり、ようやく落ち着くことができました。

2018年7月の水害

2018年7月、自宅近くの冠水した道路

しかし、ほっとしたのもつかの間、今度は冠水した水の上昇が始まりました。雨は完全に上がっているのに、道路に水がどんどん溢れてきます。駐車場の車が水に浸かり始め、今度は玄関まで迫ってきます。まわりの建物や車を見るとすでに浸かっている所もありました。

「ヤバい!」と思ったところで何もできず・・・また自宅待機です。幸いにもまた間一髪のところで回避することができました。

しかし、わが家から10m先では床下浸水、50m先は床上浸水に車が廃車、その先は1階が全部浸かったお宅もありました。わが家ももしかしたら被害にあっていたかもと思うと、他人ごとではありません。

『災害は突然やってくる』ということを思い知る体験でした。

自宅前の駐車場の冠水

水がどんどん上がってくる自宅前の駐車場

災害から学んだこと

この災害からわが家が学んだことは、
『早めの避難』『日頃の準備』『猫の災害対策』です。

早めの避難

まず何よりも「避難」です。
特にペットを飼っているお宅は、早めに避難することが大事です。ペット同伴は早めの避難指示が出ると思います(自治体による)。ためらわずに避難することが大事!

特にわが家みたいな多頭飼育は、早めに避難をしたほうがいいです。事前にペット同伴可の避難場所を確認しておくとスムーズに移動できます。場所によっては猫と別室になることもありますので、よく調べておいたほうがいいです。

避難するときはペットは『同行避難』、避難所までケージに入れたりハーネスにつないで連れていきます。そして、猫に必要なものは全て自分たちで準備しておく必要があります。

ハーネス装着の練習をする猫なつお
俺、ハーネスの練習中

日頃の準備と猫の対策

猫の避難に必要なものの準備
キャリーケース・ケージ
トイレ用品
消臭ゴミ袋
キャットフード(最低1週間分)
常用している薬
首輪や迷子札
ペットの写真(迷子探し用)

その他に人と同じく、水・食器・ティッシュペーパー・タオルなど。
災害時の物資は人優先なので、ペットのフードは最低でも1週間、長期になると1~2か月分準備しておくと安心です。

猫の避難のためにやっておくこと
キャリーケースやケージに慣れさせる
ハーネス装着の練習
首輪装着の練習(日頃から付けておく)
避難場所と避難経路の確認
避難訓練

避難訓練をすることで、出来る・出来ないことが見えてきます。実はわが家も、災害後に実施しました。猫3匹を連れて出るのは本当に大変でした。今は4匹なのでどうしたらいいか思案中です。

窓際でまったりする猫3匹

さいごに

わが家が避難を躊躇した理由を振り返ってみると、やはり『猫たち』のことでした。人だけでも大変なのに、猫を連れて非難となるとどれだけ大変か…

しかもわが家の4匹の猫を、一人で連れ連れ出せるのか不安になります。だからこそ、日頃からの準備が大切なんだと思います。

「備えあれば患いなし」
猫たちのためにも災害の備えはしっかりしておきたいですね。

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

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