めっきり寒くなり、布団から出るのも辛くなってきました。
わが家の猫たちもこの時期になると、飼い主のベッドの上に大集合。おかげで布団が重い・・・と言いながら、ちょっと嬉しかったりする私、猫大好き会社員です。
寒い季節になると、いつも思うのが外猫ちゃんたちのこと。
あの子たちは大丈夫なんだろうか・・・ちょっと心配になります。
しかし、そんな思いもわが家のやんちゃ猫のなつおには関係ありません。
彼は外に出たくて仕方ありません。
朝起きてリビングの窓を開けると一番に走ってきて、「なー」と大音量で鳴き叫び、『外に出るアピール』全開です。もう出たくて出たくて仕方ありません。
飼い主が玄関に行こうものならば、先回りして「俺も出る!」とドアにピタッと張り付いてスタンバイ。「いやいや君は出かけないよ」と言いながら中に連れ戻す。毎回その繰り返しです。懲りない猫です。
そして飼い主の帰宅時はドアの前で待機。
ドアを開けると”しれ~”と出て行こうとします。「こらこら、なつ君は出かけれんよ」と言って持っているバッグなどで防御。
とにかく毎日これらの繰り返しです。
よくもまあ諦めずにと言うか、飽きずに頑張るなあと思います。

玄関で外に出たい猛アピールをするなつお君
しかし、なぜ猫って外に出たがるのでしょうか。
中に居れば、食べ物も寝る場所も心配しなくていい、暑い寒いもない、しかも安全。猫にとっても快適だと思うのですが・・・
猫が外に出たがる理由
なぜ猫は外に出たがるのか。
もちろん出たくない子もいます。わが家の4匹のうち、すごい出たい子1匹、ちょっと出たい子2匹、絶対出たくない子1匹、といった感じでどちらかと言えば、出たがる猫が多いです。
家の中にはない刺激が外にはあるから
窓の外に鳥や虫などの獲物を見つけた
自分の縄張り意識が強く、パトロールしたい
発情期に異性の猫を求めている
元野良猫で外の生活が恋しい
ご近所の野良猫に興味がわいた
こんな感じで外には家の中にはない刺激がたくさんあるようです。
生活環境が気に入らない、馴染まない
飼い主に怒られたり、同居猫と相性が悪い
引っ越して新しい環境になった
『犬は人に付き、猫は家に付く』と言いますが、猫は環境が悪いと良い環境を求めて外に出るみたいです。猫たちが快適に過ごせる環境作りを心掛けないといけませんね。
予測不能なことから
大きな音に驚いた
地震があった
など予測不能なことから脱走することもあります。

玄関へ通じるドアを開けようとするなつお君
出たがらないようにするには?
飼い猫を外に出してしまうと、何が起こるかわかりません。万が一帰って来なくなったなんてなったら大変です。後悔しないためにも我が家で出来ることはないだろうか、考えてみました。
家の中のものに興味を持ってもらう
しっかり遊べる環境を作って、「家の中は楽しい」と思ってもらうのはどうでしょう。
例えば
家具などを工夫してしっかり動けるようにする
運動ができるように猫タワーを置く
好きなおもちゃで遊んであげる
猫の好みに合わせた環境や遊びを提供し、「お家ってこんなに楽しいんだ!」と思ってもらえるといいのですが・・・
発情が起こらないように避妊・去勢する
猫は生後6か月頃から発情します。
発情するとパートナーを求めて外に出ようとします。
飼い猫の家出でも多いのが「発情期のパートナー探し」。
実際わが家もメス猫が2匹いるせいか、オス猫ちゃんが寄ってきます。
というか、外猫はオス猫しか来ていません。来ている子たちが、野良猫か飼い猫か分かりませんが、みんな去勢をしていません。
子孫を残すために必死なのでしょう。
ちなみにわが家の猫はみんな避妊・去勢済みです。

以前来ていた野良猫のシロちゃん
野良猫対策をする
我が家にも外猫ちゃんが来ます。多分野良猫ちゃんだと思いますが・・・
わが家のなつお君の「外に出たいアピール」が始まるきっかけが、この野良猫ちゃんたちの存在。
猫が来たら窓の前をウロウロ。
猫が行ってしまうと、その後をずっと目で追いかけています。
野良猫ちゃんたちを保護するのがいいのかもしれませんが、今は見守ることしかできません。
猫が外に出ないようにする
猫が出たがらないようにするのと同時に、猫が出ないようにするのも大事。おそらくこちらの方が、猫の脱走対策には早いと思います。
猫が外にでないように、出入口を何かしら物理的なものでガードする。
網戸ストッパー
脱走防護柵
脱走防止扉・・・など
最近はいろいろありますからね。
クオリティーの高いものも出ているので、良かったら検索しみてください。
まとめ
わが家のなつお君の場合、
前の飼い主さんが、外に出たがるなつお君を納得させるために、散歩に連れて行っていました。約1年のあいだ外に出ていたので、彼は外が恋しくてたまりません。
でも外は危険がいっぱいです。そのことをなつお君が理解してくれるといいのですが・・・
「なぜ猫は外に出たがるのか」
いろいろ書いてきましたが、わが家の人と猫の攻防はまだまだ続きそうです。
とにかく今は、猫が快適に過ごせる環境作りをしていこうと思っております。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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