こんにちは。猫から学ぶことが多い、猫大好き会社員です。
多頭飼いしているといろいろなことが起こりますが、多頭飼いで大変だと思うことのひとつが最初の『受入れ』です。特に成猫の受け入れは本当に大変です。
今日は我が家が体験した『成猫の受け入れ』のお話をしたいと思います。
3匹の多頭飼いの中に、成猫を受け入れた
わが家には現在4匹の元保護猫がいます。3匹目までは子猫の時に順番に受け入れたので、わりとすんなり受け入れることができました。
4匹目だけ1歳という成猫で受入れしました。その時の先住猫たちの年齢は8~6歳、すでに3匹の世界が出来上がっていた状態です。そんな中に成猫を迎えていいのか、とても心配しました。
成猫をわが家に迎えるまで
まず4匹目を保護することになった経緯からお話します。
話は友人の知り合い宅で猫が飼えなくなったので、保護してほしいというところから始まりました。飼えなくなった理由は、子供が猫アレルギーを発症してしまったから。よくあることですね。しかもこちらのお宅には、まだ1歳にもならない2人目のお子さんもいました。
わが家ではすでに3匹いたのですぐお断りするつもりでしたが、とりあえず会ってみることにしました。会うとダメですね、その可愛さにすぐ惹かれてしまいました。
先方も急がれていたので、まずわが家でトライアルすることにしました。その時は猫アレルギーの子から猫を遠ざけるのが先決、とりあえず一時保護しようというくらいの軽い気持ちでいました。
受け入れる準備
久しぶりの猫受け入れ、しかも初めての成猫受け入れです。
予備知識がないのでネットで検索。
しか成猫受け入れはあるが、多頭飼いでの成猫受け入れはありません。
あるとしたら、
「多頭飼いで成猫を新しく迎えるのは失敗する」
「多頭飼いに新しく迎えるとしたら子猫から」
「オス×オスはやめたほうがいい」
こんなネガティブ情報ばかりで、わが家が求めている情報はありません。結局『成猫』と『多頭飼い』のそれぞれで情報を集めることにしました。
情報をもとに立てた計画
①部屋の隔離
②ケージに入れる
③匂いの交換
④引き合わせは3週間過ぎてから
用意するもの
大きめのケージ(3段)
爪とぎグッズ
トイレなどの生活用品
環境を整え、タイムスケジュールを組み、シミュレーションをして当日を迎えました。
成猫を迎えてから
当日朝迎えに行って連れて帰り、玄関から隔離部屋のケージに直行!
その間先住猫たちの目に触れないようにしました。しかしすぐ気配を感じ取ったメス2匹が部屋の前まできて、クンクンと匂いを嗅ぎ始めます。そこからみんな鳴き始めたり威嚇したり、大変なことになりました。
猫たちは
受け入れた成猫はかなりの問題を抱えていて、鳴き癖・嚙み癖がひどい子でした。隔離中はずっと鳴いていましたし、ケージの中の物は全部噛んで破壊です。
それらを見て分かったのが、この猫は典型的なかまってちゃん、人が近くにいないと嫌、閉じ込められるのも嫌ということ。
そこで、まずはケージから出して部屋隔離だけにしました。そしてなるべく近くに人がいるようにし、おもちゃなどを置いておもいっきり噛める環境作りをしました。
3週目ぐらいになると(ちょっと飼い主の体力が限界がきていたこともあり)、先住猫たちと引き合わせることにしました。
その前に病院での診察を受け、検査結果に問題ないことを確認し、ワクチンを摂取しました。そのついでに獣医にこの猫のことを相談しました。里親を探しのこと、鳴き癖・嚙み癖など、獣医からは適切なアドバイスをもらえたので、4匹を引き合わせることにしました。
そして引き合わせたところ・・・
やはり先住猫たちの容赦ない威嚇がすぐ始まりました(涙)

我が家の4匹目、茶トラのなつお君
対面してから
対面は4段階に分けて実行。
最初はケージ超しに対面、次に1匹ずつ隔離部屋の中で対面、次に2匹を入れて対面、最後に隔離部屋を開放して対面。
そのあいだ先住猫たちの威嚇は続きましたが、日を追うことに威嚇は収まり、同じ部屋で過ごせるまでになりました。
この期間に実行したこと
絶対に怒らない
どんなに威嚇しても、鳴きわめいても、破壊しても、粗相をしても絶対に怒らないようにしました。注意はしますが、決して怒ることはしませんでした。
お互いの匂いを交換
マットやタオルにそれぞれの匂いをつけて交換しました。
地味な作業ですが、かなり効果はありました。
相性の良さそうな子の近くでフードを与える
よく観察していると、相性のいい子が分かってきます。その子の近くでなるべくフードを与えたりブラッシングをするようにしました。
猫のフェロモン剤を使う
獣医から勧められた、猫のフェロモン剤(拡散器)を使って、精神的に落ち着くようしました。
なんでもボス猫が1番
ボスに気に入ってもらうために、ボスが一番というスタイルは変えませんでした。わが家のボスは面倒をみるタイプではなく、みんなを引き締めてくれるタイプです。彼女に受け入れてもらえれば何とかなると思いました。
はるおとなつお、オス猫2匹
最終的には
3ヶ月くらいたった頃、まず相性の良いと思っていた子の威嚇がなくなりました。近くにいてもあまり怒りません。1匹が受け入れると2匹目は早かったです。3匹目はみんなが受け入れたので仕方なく受け入れたような感じでした。これがわが家のボスですが・・・
ボスは誰に対しても手厳しいので仕方ありません。いまだに誰も傍に行くことができません。新入りのなつお君は常に絶対服従のポーズをしています。彼の臆病な性格が逆に良かったのかもしれません。
もう1匹いるオス猫も平和主義なので、オス同士で争う事がありませんでした。
おかげで今では同じ空間で寝たり、フードを食べたり、一緒に遊んだりしています。決して仲が良いわけではありませんが、お互いを受け入れたのだと思います。
成猫受け入れのためのグッズ
成猫を受け入れるためのグッズと言っても、子猫を受け入れる時とほぼ変わりません。あると便利というものを書いておきます。
猫受入れに必要なグッズ
ケージ
しばらくはケージの中で過ごしてもらうので、ゆとりがあるほうがいいですね。子猫や部屋隔離の場合は、小さくてもいいと思います。わが家の新入りは7キロ超えていたので、3段の大きめにしました。
餌と水入れ
新調するつもりでしたが、この子の好みが分からないので、最初は他の子のお下がりで様子見です。
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トイレ
多頭飼いのトイレの基本は、匹数プラス1個です。最初はケージの中で使うので、中に入るものを用意しました。
ベッドかマット
落ちついて寝れるような場所が必要です。好みもあると思うので、とりあえずわが家はフリース素材のひざ掛けでベッドを作りました。元飼い主さんから、猫が使っていた物を頂くのが一番良いと思います。
その他に、爪とぎ・おもちゃなどがあるといいですね。
成猫受入れに役立つグッズ
猫用フェロモン製品
獣医から勧められた「フェリウェイ 拡散器+リキッド」です。猫が落ち着くフェロモンを部屋中に拡散してくれるというもの。動物病院でも多く使われているようですね。スプレー式もありますが、拡散器のほうが効果が出やすいそうです。
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レビューでは効く効かないと意見が分かれますが、使ってみないと分からないと思い、わが家も使用してみました。
わが家は効果があったと思います。
ただしコストがかかるので、使い続けるとなるとわが家の財政事情では厳しいと思いました。
もし猫同士の仲が悪くてお悩みの方には、おススメです。
まとめ
成猫を受け入れることができたのは、猫たちの努力が一番でした。猫同志が解決してくれることがあると獣医から言われましたが、本当にそうだと思いました。
その他に獣医から言われたことで印象的だったのが、
「この子たちも被害者なんだ」という言葉でした。噛む加減は小さい時に親兄弟とじゃれあって学ぶこと。でもこの子たちにはその機会がなかった、ある意味被害者なんだということです。ほんとそうかもしれません。
成猫の受け入れは大変ですが、飼い主さんの根気と愛情があれば必ず成功します! 今回の体験からそう思いました。最後までお読み頂き、ありがとうございます。何かのお役に立てればうれしいです。
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