猫のライフステージ別、餌の与え方と切り替え方

観葉植物とぷりん猫のコト
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こんにちは。猫の健康を考える、猫大好き会社員です。
猫を飼っていると、フードを切り替える時期が必ずあります。

切り替える時に戸惑ったり、失敗して猫の負担にならないように、ライフステージ別に少し勉強しておこうと思います。

ライフステージ別、フードの与え方と切り替え方

猫の一生はいくつかのライフステージで分かれます。それぞれの与え方と切り替え方を順番に見ていきますね。

乳児期(0~30日)

母乳が一番ですが母猫がいなければ、子猫用のミルクを与えます。子猫用のミルクを38度くらいに温めたものを哺乳瓶に入れて与えます。

牛乳を飲ませるのはダメです。市販されている猫用のミルクを飲ませます。

離乳期(30~60日)

最初は離乳食用のフードとミルクを併用して与えます。ミルクにフードを少し混ぜて匂いなどを慣らしてから、徐々に切り替えていきます。

フードは離乳用ペーストか、総合栄養食などの缶詰を与えます。子猫用のドライフードをお湯などでふやかして与えるのも良いみたいです。いずれにしても「子猫用」と書いてあるものを与えるのが大事です。

離乳食の回数は1日4、5回

幼猫期(60日~半年)

必要な摂取エネルギーが多い時期なので、高たんぱく・高カロリーで栄養の高いフードをが必要です。フードは「子猫用」の総合栄養食であるドライフードを与えます。

離乳食からドライフードに切り替えるときは、ドライフードを混ぜて徐々に離乳食の割合を減らしていきます。猫のペースに合わせて切り替えてあげるのが大事です。

給餌回数は1日3~4回

成長期(半年~1年)

消化器官がしっかりして食べる量も増えてくる時期なので、給餌回数を2~3回に減らします。

6~10か月の頃は、避妊や去勢の手術のため太りやすい時期でもあります。1歳までは体を作る大事な時期なので、無理にカロリーを抑えたフードに変える必要はありません。体調を見ながら、子猫用のドライフードの量を調整するといいようです。

 

ポッコリお腹びび

成猫期(1~7年)

猫はだいたい1年で成長が止まります。
10か月くらいから少しずつ成猫用のフードに切り替えていき、1歳からは成猫用のフードを与えるようにしていきます。一日の給餌量を守って、猫の健康に気を配りましょう。

この時期は肥満や結晶尿結石になる猫もいるので、専用のドライフードを与えてもいいです。

高齢期(7~10年)

運動量が少しずつ落ちてきて、内臓の機能も低下してくる時期です。成猫用のフードだと太りやすくなるので、高齢猫用のカロリーを抑えたフードに切り替えていきます。

噛む力や歯周病などの影響で、フードをあまり食べなくなる子もいるので、「温める・ふやかす・ペースト状のおやつを与える」などの対応も必要になります。

老猫期(10~15年)

運動量・基礎代謝が落ちてきて、食事の量も落ちてくる時期です。少量でも必要な栄養とカロリーが取れる老猫用のフードを与えます。
噛む力も落ちてくるので、ウェットフードやペーストのフードを与えてあげるといいです。そうすると水分摂取も一緒にできますしね。

健康で長く生きてもらうためにも、しっかり食べてもらうことが大事だと思います。

フードを切り替えるときのポイント

フードの切り替えは、前のフードに混ぜながら前のフードの割合を減らし、新しいフードの割合を増やしていきます。1週間から10日くらいかけて徐々に切り替えていきます。
急いで新しいフードを与えてしまうと、猫の体に負担がかかり、体調を崩す子も出てきます。

フードの切り替えは、徐々に慣らしていくことが大事です

まとめ

猫の餌の切り替えは、猫の年齢とともに必要なことです。
愛猫のためにも体調を見ながら、焦らずに切り替えをしていくことが大事だと思いました。

そのためにも日頃から、愛猫の食事や運動量などを観察する必要があります。それと同時に与えているフードの特徴を理解しておくことも必要ですね。

愛猫に長く健康でいてもらうためにも、気を配りたいところです。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。少しでもお役に立てたら幸いです。

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