ご訪問ありがとうごさいます、猫大好き会社員です。
わが家で肥満猫のダイエットに取り組んで約2年。その間いろいろな事を学ばせてもらっています。デブ猫がかわいいと言われる時もありましたが、猫の肥満がもたらすリスクを知り、心を鬼にして(?)ダイエットに取り組んでいます。
今回は猫の肥満がもたらすリスクについて、わが家が学んだことをご紹介します。
肥満がもたらす弊害
皮膚への影響
全身の手入れができず、様々な皮膚疾患を引き起こす
たるんだお腹を擦って皮膚を傷める
関節などへの負担
背骨や腰椎の負担から椎間板ヘルニアになる
四肢の関節の関節炎
飛び降りて、靭帯を傷める
脚や指の変形
心臓や血管への負担
高血圧症を引き起こし、心臓への負担になる
最悪は心臓肥大や心筋症を引き起こすことがある
呼吸器への負担
気管の圧迫により呼吸器疾患をおこす
手術をする時の弊害
厚すぎる脂肪のせいで、手術を妨げる
麻酔が効きにくくなる
その他にも
糖尿病の発症、脂肪肝、泌尿器疾患、口腔疾患、便秘になりやすい、腫瘍ができやすいなど
猫の肥満のリスクって驚くほどありました。
私も長年猫を飼っていますが、正直こんなにあるとは思いませんでした。
ただかわいいというだけで猫を飼うのは無責任だなと感じました。
肥満がもたらす代表的な病気
脂肪肝
肥満の猫で多い病気としては脂肪肝です。過剰な脂肪の摂取から脂肪肝になります。この段階ではほとんどの猫が無症状です。それがどんどん悪化していくと、急性肝炎を起こすなど大変な病気を引き起こしてしまいます。
急激なダイエットも肝臓疾患を引き起こすおそれがあるので、「絶食」は絶対にダメ!
糖尿病
猫の糖尿病はインスリンが不足しいる、もしくはインスリンが出ているが体が反応していないという場合が多いようです。(人間で言う2型糖尿病)
肥満の猫は、インスリンの働きが悪くなり、糖尿病を発症しやすいようです。
泌尿器疾患
肥満猫は、体が重くて動きたくなくなり、トイレの回数が減ります。動かないと喉もあまり乾かなくなり、水分摂取量が減ってきます。そうすると、膀胱炎や尿路結石などの病気を発症しやすくなります。

オイラたちが太っているなと思ったら自己判断せずに、まずは獣医に相談してほしいにゃ。わが家も一番にかかりつけの獣医に相談してるにゃ。
肥満を解消するには?
食事の与え方
運動の仕方
体重測定
この3つが基本になります。
適正カロリーの質の良い食事を与えて、限られた室内空間を工夫して適度な運動をさせる、そして定期的な体重測定で取り組む目標を定める。
無理なダイエットや過度なダイエットは猫のストレスになり、病気を引き起こすおそれがあるので絶対にダメです。猫のダイエットは、とにかく長期戦で取り組むことが大事! あせらずゆっくりとダイエットに取り組んであげましょう。
適正体重の猫たちも、今後肥満にならないように、私たち飼い主が気をつけないといけませんね。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。
▼わが家のダイエット計画をご紹介します。良かったら、こちらのリンクをご覧ください。

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