ご訪問ありがとうございます、猫大好き会社員です。
最近キャットフードをいろいろ見ていると、カロリーに関するものが増えてきているような気がします。それだけ太り気味の猫が増えている…ということでしょうか。
確かにポッチャリした猫はかわいいですが、限度を過ぎると猫のためには良くありません。
今日は猫の肥満について、考えてみました。
肥満の原因は? 対策は?
肥満の原因は、複数あると考えられています。
1、餌やおやつの与え過ぎ
2、室内飼いによる運動不足
3、ストレスからくる過食
他にもありますが、これらはどれも飼い主である私たちが関わることです。
ではここからひとつずつ見ていきます。
餌やおやつの与え過ぎ
猫に餌やおやつを与え過ぎていませんか?
おねだりされると、あげたくなるのが飼い主心理。
でも「ちょっとだけ」が続くと、すごい量になってしまいます。
置き餌も原因のひとつ。
実はわが家の猫の肥満も、この置き餌が原因でした。仕事の関係で帰りが遅くなるので、餌を置いておかないと!と思っていました。
多頭飼いも肥満になりやすいと言われます。
多頭飼いをしていると、食べるペースに個体差があるため、他の子の分まで食べてしまう子出てきます。これは多頭飼いによくある悩みです。
餌の対策は?
餌は置き餌も含め、必ず1日の必要量を超えないこと。
目分量で適当に与えるのはダメです。餌の対応としては、猫のストレスにならないよう少しずつ適正量にしていくのがいいしょう。
絶対やってはいけないことが、「絶食」
肥満体の猫が食べ物を体に取り込まないと、肝機能障害を起こすおそれがあります。絶食は絶対にやめましょう。焦らずにゆっくりと取り組むことが大事です。
多頭飼いの場合は、食事場所をわけるなどして、餌の横取りをなくす環境作りが必要です。
そして「食べ残しをすぐ片付けること」もお忘れなく。
室内飼いによる運動不足
猫は常に省エネモードで生活していると言われます。快適な空間があって栄養のあるフードがふんだんにあれば、猫は確実に太ります。
体が重くなる→動くのが面倒→食べる時と排泄行為だけ動く、と言った感じで悪循環に陥ります。
運動不足の対策は?
室内に猫タワーを設置するなどして、猫が動く環境作りが必要です。
猫は高い所を好むので、タワーを設置すれば上下運動やかくれんぼなどして、猫の本能を刺激してくれるはずです。
その他に、猫は動くものに興味を持つので、猫じゃらしなどで遊んであげるのもいいですね。
ストレスからくる過食
ストレスが猫の過食を引き起こすこともあります。
ストレスになりやすい環境とは、
引っ越しや新しいベッドなどの生活環境の変化、多頭飼いによる同居ペットとの不仲、外出が多い、来客が多い、などがあります。
対策としては、ストレスのない環境作りです。
まずは愛猫が何にストレスを感じるのか、理解してあげることが大事です。ストレスは他にも問題行動を引き起こすことがあるので、気を付けておきたいところです。
その他にも
その他にも肥満になる原因はあります。
●遺伝的な体質
●避妊・去勢によるホルモンバランスの崩れ
●発症頻度は少ないが、内分泌系の病気
もし愛猫が太り気味かなと思ったら、一度かかりつけの獣医に相談することをおすすめします。
最後に
猫の肥満からくる病気はたくさんあります。
病気になってからではなく、日頃から肥満防止対策することをおすすめします。それは飼い主の責任でもありますよね。
わが家でも猫を太らせない環境作りを始めて2年、まだ基準値を超えている子もいますが、全体的にみんな体重を減らすことができました。おかげでみんな元気に暮らしています。
猫を太らせないためにも
「適切な環境作り、定期的な体重測定、フードも良質なものを適正量を与える」
これらを心がけていきたいと思います。
最後までお読み頂き、ありがとうございます。なにかお役に立てたら嬉しいです。
▼わが家の猫ダイエットについて書いています。良かったらご覧ください。

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